〈前 半〉

1月

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●和歌山市の行財政改革大綱で、公立の幼稚園・保育所の統廃合や民営化などの推進、小規模作業所への補助金の削減、幼児プールの見直しや粗大ゴミ収集の有料化を検討することなど市民生活にとって厳しい内容が盛り込まれた。
 ●和歌山市の砂山地区に近畿財務局が建設中の国家公務員合同宿舎工事が、民間が工事を行う場合に必要な開発許可基準を満たしていないとして市が抗議、両者が対立した。また、周辺の教育、児童福祉施設の関係者から交通量増加に伴う危険性を懸念する声が相次いで起こった。
 ●和歌山市の青岸地区の産廃問題で、業者が行った住民説明会は市の紛争予防条例に基づいていないとして、一部の反対派住民がやり直しを求めて和歌山簡裁に申し立てていた調停に業者側が応じず不成立に。住民側は夏に市長選を控えた許可権者の大橋建一市長に「認めれば敵に回る」とプレッシャー。
 ○和歌山市中学校春季バレーボール選手権大会で、日進男子、明和女子が優勝。
 ○第37回和歌山市長距離選手権大会で、市町村対抗駅伝の市選抜選手の男子エース、上園直季(西脇中3年)と女子エースの木下亜衣子(東和中3年)が優勝するなど、各部の上位を選抜メンバーが独占した。
 ○市立日進中合唱部が、MBS子ども合唱コンクール西日本大会重唱の部で最優秀賞を受賞し、全国選考にコマを進めた。









 ○県高校室内テニス大会で、木下真緒(県和歌山商1年)が女子シングルス優勝を果たし、田中奈緒(同)とのペアでダブルスも制した。男子は林賢育(初芝橋本2年)が、井原大(同)とのペアで単複優勝した。
 ○全日本アンサンブルコンテスト県予選で、市立明和中吹奏楽部の金管八十奏と木管五十奏の2チームが関西大会出場を決めた。
 ○県卓球祭で、ジュニア男子単を河西中3年の山内峻司(和銀ク)が優勝。妹の木本小5年、樺恵(同)もカデット女子単で準優勝し、兄妹で東京選手権出場を決めた。
 ○市中学校サッカー新人選手権大会で、紀之川が2-1で西和を破って25年ぶりの栄冠を手にした。
 ○第12回関西小学生サッカー大会和歌山市北支部ブロック予選決勝で、有功東が貴志を3-1で破った。南ブロックは宮が三田を下して優勝。
 ○全国大会のトヨタジュニアテニストーナメント県予選で、男子は明和中3年の土井浩平(グリーンTC)、女子は伏虎中3年の橋詰みなみ(WATS)が優勝した。
2月
 ●独立行政法人「年金・健康保険福祉施設整理機構」の発足で、売却が決まった「ウエルサンピア和歌山」(和歌山市西高松)の存続を願う地元住民らが「可能な限り長期間存続を」と、大橋建一市長に署名1万1500筆などを提出した。
 ●公務員宿舎問題で、近畿財務局と市の対立が続き、地元関係者らが求める交通量緩和策として建設地の袋小路を解消するための新道設置が一向に進まず「どっちでもいいから早くつけて」と住民。
 ●吉本興業のタレント、島木譲二さんが、和歌山市の高齢者グループホーム「草原」を慰問。「笑いが健康の一番の薬」とギャグを連発。
 ●青岸の産廃問題に絡み、反対派住民らが役員に名を連ねるNPO法人「和歌山県港湾整備振興機構」の事業計画に「産廃処理」が含まれていたことが判明。住民らに不信感が漂ったが、NPO関係者は産廃処理業に携わる考えがないことを強調した。
 ●「9条ネットわかやま」が「9条を守ろう平和の集いinわかやま」を開催。金子勝・慶応大教授が「将来に持続可能な社会を取り戻すとき」などと熱弁した。
 ○第37回全国高校バレーボール選抜優勝大会県予選で、女子は信愛付が日高を、男子は開智が粉河をそれぞれ下して春の代々木競技場出場を決めた。
 ○第30回和歌山市中学バスケットボール選手権大会で、明和男子と女子西和が市、県新人戦に続く3冠を果たした。
 ○第14回和工杯剣道大会で、近大女子が団体3位。男子個人で笠原周、上野真太郎の和工2選手が4強入りした。
 ○県高校ラグビー新人大会兼近畿大会県予選で、近大と熊野が決勝へ進出するとともに近畿大会出場を決めた。
 ○第12回日刊スポーツ杯関西小学生サッカー大会県予選で、貴志が3位に食い込み和歌山市勢で唯一関西大会出場を決めた。
 ○紀三井寺公園杯ジュニアテニス大会で、中学生の部女子を木許裕月(ISTA)、同男子を中西悠介(ナガSC)が制した。高校女子の部は高橋香織(初芝橋本2年)が優勝した。
 ○第5回県市町村対抗ジュニア駅伝大会で、和歌山市選抜が大会新を記録しながら海南市選抜に及ばず2位に。 
 ○ナイキインターナショナルプレミアカップ2006県大会準決勝で、西脇中が岩出アズールに0-1で惜敗した。
3月
 ●公務員宿舎問題で、近畿財務局は、建設を断念した4号棟予定地を一般入札にかけると市に通達。市は「新たな所有者がマンションなどを建てるとさらに交通事情の悪化を招く」として、当初の計画にあった公園にするよう要望書を提出。当初議会で大橋建一市長も「地元交渉を踏まえて信頼関係を損なわないよう適切に対応することを求める」と売却に“待った”をかけた。
 ●生まれて間もない子ども(嬰児)を殺害し、遺体を住居に隠していたとして3件の殺人罪などに問われている和歌山市の無職、山本利美被告に対する初公判が和歌山地裁で開かれ、山本被告が起訴事実を認めた。検察の冒頭陳述で、起訴事実以外にも2人の嬰児を殺害(時効)していたことも判明。弁護側は山本被告が小学生高学年ころから父親とされる男らから受けていた性的虐待などが「我々と違う」人格形成につながった可能性を指摘し、精神鑑定を求めた。
 ●紀州藩が江戸末期に海防のために築いたとされる「カゴバ台場」跡などがある岬「トンガの鼻」に向かう新ルートを、同所の保全活動に取り組む住民グループ「トンガの鼻自然クラブ」が新たに整備。
 ●全日本クラブバスケットボール選手権に3年ぶり2回目の出場を決めた女子チームのチャーリーエンジェルズと、都道府県対抗全日本マスターズ駅伝富山大会に挑む県代表チームが本番を前に健闘を誓うとともに「生涯現役」を宣言した。









 ●和歌山市の廃園決定に伴い、市立の大新、西山東両幼稚園の最後の式典が開かれた。「忘れないよ、私たちの宝物」と慣れ親しんだ園舎に別れを告げる園児らの姿に、反対運動を続けてきた保護者らからは廃園を阻止できなかった力不足を悔やむ声が聞かれた。
 ●旧丸正ビルの買収に、ニット衣料の販売と不動産などを手がける和島興産が乗り出していることが明らかとなった。
 ○ボーイズリーグの第36回春季大会県支部予選決勝で、和歌山黒潮が日高に大敗を喫し、初の選抜出場を逃した。
 ○リトルシニアの第35回関西連盟春季大会南部ブロック予選準決勝で、和歌山シニアが富田林に惜敗。それでも敗者復活戦を勝ち抜き、連覇のかかった関西大会出場を決めた。
 ○和歌山市軟式野球連盟学童部の3支部の新人戦が開幕。東支部の大新白鳩クが部員不足で新南ファミリーズと支部初の合同チームで出場した。北支部はA級・楠見、B級・木本、C級・西脇が優勝。西支部はA、B級を雑賀、C級は広瀬が制し、東支部は宮がA、B級を、三田がC級を制した。
 ○第24回近畿地区少年剣道新人錬成大会で、砂山少年剣友会の加納兄弟が活躍。兄・康行が中学生個人の部準優勝、弟の彰大が小学生高学年の部で優勝した。彰大は団体戦でも4強入りに貢献した。
4月
 ●県直営だった県NPOサポートセンターが、指定管理者のNPO法人わかやまNPOセンターに引き継がれ、数少ないNPO指定管理者として「大切な一歩」を踏み出した。
 ●公務員宿舎問題で、周辺の教育、幼児福祉施設の保護者会と自治会役員らが一堂に集まって初の協議会を開き、交通量の緩和策を近畿財務局や市、県に改めて求めていくことなどを確認した。
 ●麻痺性貝毒の流行が飛び火。片男波潮干狩り場で採れたアサリからも規制値の6倍を超える毒素が検出され、オープンを延期。加太は、貝毒検出はなかったが今季の開場を断念した。
 ●県議の定数削減を求め、県議会会派の新生わかやま、公明党県議団が条例改正のための直接請求に必要な署名活動をスタートさせた。
 ●サッカーJリーグチームを和歌山につくる運動を進める「和歌山からJリーグチームをつくる会」が盛り上げる集いを開き、県民にアピールした。
 ●嬰児殺害事件公判で、山本利美被告が、小学生時代に複数の男から性的虐待受けたことで男性に従順な人格形成につながったことをほのめかす供述をした。
 ○和歌山ジュニアテニスチャンピオンシップスプリングステージで、土井兄弟(グリーンTC)がそろってダブルス優勝。兄の浩平は井原力(ウッドフィールドTC)と、弟・俊範は谷本駿佑(グリーンTC)とのペアで。
 ○第1回信愛カトリック杯中学生女子バレーボール大会で、明和が初代女王の座に。









 ○全国高校選抜で和北勢が活躍。女子フェンシング部が前年度のインターハイ、国体に続く全国3冠。ボート競技シングルスカルで田中大誠(3年)が最高位の2位に。男子ソフトテニスは3位入賞。体操競技で1年の田中佑典が鉄棒3位、平行棒4位に食い込んだ。
 ○全国スポーツ少年団剣道交流大会で、和歌山選抜が「悔しい」準優勝。
 ○第35関西連盟春季大会連覇を目指した和歌山シニアだったが、2回戦で西条に完封負けを喫した。
 ○第37回市軟式野球連盟学童部春季大会は、A級を雑賀、B級は宮、C級は西脇が制した。
 ○第57回県中学校バスケットボール選手権大会市ブロック予選で、明和男子と西和女子が優勝し、県内大会負けなしの4冠を果たした。
5月
 ●旧丸正に続き、元東映インビルにも買収の動きがあることが明らかに。大手ホテル業者が新たにホテルとして再生する方針で、地下の映画館は大衆劇場に生まれ変わる予定。
 ●シネマプラザ築映などを運営していた築映興行株式会社が解散。元社員が県内唯一の映画センター「和歌山映画センター」を設立して再出発を果たした。









 ●昨年5月に泉南郡岬町のスーパーを誘致して再出発した日昌市場(中之島)だったが、そのスーパーの“夜逃げ”で再び窮地に立った。
 ●市長選に向け、大橋建一市長が大集会を開催。約5000人の支持者を集めて力を誇示した。一方、宇治田栄蔵氏が、後援会事務所開きで「市民と対話ない、弱者に冷たい市政には退陣してもらうしかない」と大橋市政を痛烈に批判。山下大輔氏は「和歌山市を今一度、洗濯いたし申し候」とその決意を幕末の志士にたとえた。
 ●嬰児殺害事件公判で、山本利美被告が虐待や貧困の幼少時代を「地獄だった」と振り返り「私は人の心もたない鬼」と涙した。
 ●商店街や田んぼでの写真展など奇想天外な活動をする「わかやま青空ギャラリー」が、南海市駅前でプロジェクターを使って「黄昏れ上映会」を開催した。
 ○第19回泉佐野市長杯・会長旗争奪野球大会で、和歌山シニアが優勝した。
 ○第52回県中学校野球大会紀北の部で、紀伊が3年ぶりの優勝を果たした。
 ○市中学校サッカー選手権大会で、紀之川が新人戦に続く2冠。









 ○第53回近畿高校相撲大会で、県和商3年の津島竜太が個人無差別級を制した。同校は団体でも4強入りした。
 ○第20回県中学校対抗団体戦卓球大会で、明和男子と高積女子が栄冠を手にした。
 ○春季近畿地区高校野球県予選決勝で、智弁和歌山が日高との接戦を制し連覇。
 ○第38回市スポーツ少年団軟式野球大会決勝で、雑賀が砂山を破って新人戦から無敗の3冠を果たした。
 ○第37回スポーツ少年団バレーボール市大会で、福島男子と木本女子が優勝した。
 ○大阪市長杯争奪南大阪記念大会で、和歌山キングタイガースが今季初V。
6月
 ●「三昧画」の画僧、牧宥惠さんが憲法9条に対する考え方を講演会で披露。「人殺しを手伝わなかったと言える人間でありたい」。
 ●嬰児殺害事件公判で、嬰児の父親で山本利美被告の不倫男性が証人出廷し、「私も加害者だ」と証言。理由について「(山本被告の)心体全てを知らなかった、分からなかったというのが一番の罪。守ってやれなかったことが口惜しい」と無念さをにじませた。
 ●公務員宿舎問題で、周辺の教育施設に通う子どもらの保護者や地元住民らが近畿財務局和歌山財務事務所を訪れ、交通量の緩和策として新たな抜け道の新設を求める要望書を提出した。財務局側は「新道は市が予算化する」と説明したが、住民は「新道は原因者の財務局の責任。市税を使うな」と反発した。
 ●和島興産が丸正再生計画について会見。丸正再生の動きを自身の実績とする大橋建一市長の発言に絡み、島和代社長は「仮に市長が大橋さんでなかっても買っていた」と答え、否定した。
 ●児童養護施設「旭学園」で、保育士らが20年以上にわたって入所児童への体罰を続けていたことが和歌山弁護士会の調査で発覚。市の廃園決定に伴い、同学園を運営する社会福祉法人「和歌山社会事業協会」が運営する片男波保育所に通うことになる和歌浦保育所の保護者から不安の声が相次いで起こった。
 ○第13回わんぱく相撲和歌山場所が開催。4年生の大原友海(雑賀)、5年生の高橋大和(砂山)、6年生の山本尚(芦原)が各部で優勝して全国大会出場を決めた。
 ○第40回県下中学校バレーボール男女選手権大会男子決勝で、明和が無敗の日進を退け3年ぶり6回目の優勝。女子の市内勢は城東の4強が最高位だった。
 ○第19回県中学春季卓球大会で、和大付の西岡亜季、後呂千尋が女子単でワンツーフィニッシュ。ペアで出たダブルスも優勝した。男子は単複を明和勢が独占した。
 ○第35回日本選手権関西予選で、和歌山シニアが3回戦で交野に完封負け、昨年に続く連続出場はならなかった。
 ○県高校体重別柔道選手権大会兼国体選考会で、和歌山高勢が5階級のうち4階級制覇を果たした。

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